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インコや革靴をこよなく愛する普通のリーマンが普通のことをかく日記やら備忘録

【初めて買う人向け】7分で読める覚えておきたい革靴の縫い方の3種類と革靴初心者の革靴の買い方

細かい前置きはなし。
革靴をこれから買う、買い足したい人はこれを読んでから買いに行こう

 

 

「ウェルテッド製法」とも呼ばれることがある。

しかしウェルテッド製法だけだとウェルテッド製法のほかに、グッドイヤーの原型となる「ハンドソーンウェルテッド製法」というのらしい。

現在は基本的にウェルテッド製法=グッドイヤー製法と覚えておけば問題ない。

まずインソール、皮の部分(アッパー)、コパを縫い付け(すくい縫いという)、そのあとにコパをアウトソールに縫い付ける。

完成させるのに2工程必要。

コパの部分が他の製法よりも大きくなりやすく、堅牢な見た目になる。

実際に縫い付ける部分や面積がほかの製法より多い分、耐久性に優れている。

縫う内容や工数から、高い技術力が必要。

最も本格派な革靴の製法。 

 

 

  • マッケイ製法

アウトソール、皮の部分(アッパー)、インソールを一度に縫っている「直縫い」が最大の特徴。

コパの幅を短く抑えらえるため、デザインをスマートに仕上げやすい。

グッドイヤーウェルト製法のように派生したものや原型となる製法がいくつかあるが、

マッケイ製法といえばこの製法を指す。

インソールを見るとぐるっと縫い目があるのがあるため見分けるときの基準になる。

 

 

  • セメント製法

「セメンテッド製法」とも呼ばれる。

インソール、皮の部分(アッパー)、アウトソールを縫う代わりに接着剤などで張り合わせたもの。

縫わずに接着剤での接着のため、ソール部分の取り換えができない。

特殊な技能やコストが必要ないため、量産品などにみられる製法。

 

 

  •  違い、最低限覚えるべきポイント

この3つの製法でもっとも違いが顕著なのが、「ソールの付け替え」だ。

グッドイヤーウェルト製法は、アウトソールと皮の部分(アッパー)が直接縫い付けられていないため、

何回でもソールの交換ができる。

極端でもなく、一生履き続けることができる。

次にマッケイ製法がソールの付け替え回数が多いが、これは多くても2、3回だろう。

よっぽど扱いのうまい上級者でない限り、どんなに長くても15年も履けないのではないだろうか。

最後にセメント製法だが、これはそもそもとりかえができないので、ソールがそのまま革靴の寿命になる。

大切に使っても7年ももたないだろう

 

ソール部分の交換が最もできる回収が単純に革靴の寿命につながるので寿命が長い順にまとめると、

グッドイヤーウェルト製法>>マッケイ製法>>セメント製法となる。

 

一見セメント製法がソールの取り換えができないという理由で単純な安物とみられやすい(実際にほかの製法より低コストでの生産が可能)。

しかし、セメント製法はその作りからソールや靴底に硬さがない(=抵抗が少ない)ため、ほかの製法よりも柔らかく、

足になじみやすいというメリットがある。

それに、ローテーションなどをちゃんとして、大切に丁寧に使えばきれいな状態で5年以上は持たせることができる。

ほかの製法と比較したらかなり安価で入手しやすいので、流行りのデザインに乗っかりたいときはこの製法の靴を買えばよい。

一時的な流行り廃りで購入するときにはこの製法で十分だろう。

 

 

  • 初めて革靴を買う人、靴磨きをこれから始める人が買う革靴

新社会人なんかはへたに長持ちする製法(グッドイヤーやマッケイ)の上等なものを一品買うより、

セメント製法でいいので安価なものを複数買ってローテーションさせるほうがいい。

足に革靴を覚えさせて、手入れを覚えて十分にできるようになってきたらマッケイ製法やグッドイヤー製法を意識すればいい。

それまでは安いものをきれいに使うだけで十分だ。

スーカンや洋服の青山とかに行って、「安いの3つくらいください」でいい。

1万円前後で1足買うことができる。

それら1足につき3~5年を持たせることを目標にしてみるといい。

後日、今度初心者や慣れていない人向けに安くてお手軽な革靴の磨き方を紹介する。
 

 

僕は、まだまだ靴の手入れがろくにできない未熟者なため、セメント製法かマッケイ製法の靴を購入している。

きちんと手入れができるようになって、大切に使えるようになったらグッドイヤーウェルト製法の靴に手を出してみたい。

ちなみにグッドイヤーウェルト製法にチャレンジするときは、スコッチグレインを買うと決めている。

 

まだまだ勉強が必要です。